Surface 2 RT をデジタルフォトフレームとして使う。
元々フォトフレームは、10インチくらいのものが欲しいと思ってましたが(と言っても、あれば良いなくらいの気持ちで)、先日 Surface Go 2 を購入したことで、Surface 2 RT が余るので丁度良いと思い、バッテリー動作でも半日程度は持つくらいひどい劣化もしていないので捨てるのも勿体ないため、デジタルフォトフレームとして使用することにしました。
Windows自体の機能で、フォトフレームっぽい動作をさせるには、スクリーン セーバー の写真、もしくはロック画面の スライドショー になりますが、Surface 2 RT の場合、RT機ならではの制限で、スクリーン セーバー の機能がありません。
Surface 2 RT の個人設定
通常の Windows 8/8.1 は、マイ テーマ の下の設定で、デスクトップの背景、色、サウンド、スクリーン セーバー と設定アイコンがあるはずが、Surface RT / Surface 2 RT には スクリーン セーバーの設定が無い。
スクリーン セーバーが無いため、ロック画面のスライドショーを使います。
なお、Surface RT / Surface 2 RT ではロック画面のスライドショーの一択ですが、Windows 10 で スクリーン セーバー の写真を設定したものを眺めてみましたが、フォトフレームとして使うには、Windows 10 でもロック画面のスライドショーのほうが最適です。
スクリーン セーバー の写真の場合、単純に画像が1枚毎に切り替わるだけですが、ロック画面のスライドショーの場合は、日付と時刻が表示される事と、同時に複数画像が表示されるので、見ていて楽しい感じになります。
複数画像が表示されるときには、おもに次のようなレイアウトで表示されます。
なんとなくの感覚で、表示パターンを挙げましたが、結構良い感じで複数画像を表示してくれます。各比率 6:4 が、逆に 4:6 に表示されるかもしれません。
もちろん1枚画像のときもあり、選ばれるレイアウトはランダムです。表示される画像もランダムです。
さて、Surface RT / Surface 2 RT でロック画面でスライドショーを設定するには、PCとデバイスから、ロック画面を選びます。
「ロック画面でスライドショーを再生する」をオンにして、「使用する画像の場所」に、画像が入っているフォルダを指定します。
ピクチャのフォルダーは最初に指定されているので、ピクチャに画像を集めておくか、画像があるフォルダーを追加します。
なお、この指定フォルダは、ローカルドライブのものしか機能しません。UNCパスで共有フォルダを指定しましたが動きませんでした。また、共有フォルダをドライブ割り当てして、ドライブレターになるように指定しても動きませんでした。
更に残念なことに、指定したフォルダのサブフォルダーまでは見てくれません。このため、表示させたい全ての画像をフォルダー内に集めておく必要があります。
※ Windows 10 では、サブフォルダーまで見てくれるので、Surface RT / Surface 2 RT の制限になると思います。
上の画像では、"Images"というものが入っていますが、これは C:\Images というフォルダを作成して追加した結果のものです。
「フォルダーを追加する」でのフォルダー選択はUWPアプリならではの全画面表示の選択方法になります。
ロック画面の設定後、電源ボタンを押して画面を消し、再度電源ボタンを押せばロック状態で立ち上がるので、スライドショーが始まります。
そのほか、電源接続時にスリープにならない様に電源の設定をしておきましょう。ユーザーを1人にしてパスワード無しにすれば、再起動時でも自動ログインするので、電源操作だけでフォトフレームになります。
実際にリビングに置いた状態。
地震や電源コードの引っ張りなどで落ちる可能性があるので、本当は、左箇所の壁のところに、垂直に取り付けられる何かを用意して壁掛けしたいと思っています。
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