Active Directory インストール後のDNS設定

2009-09-07 | コメント(0)

ドメインコントローラ (Active Directory)をインストールした直後のDNS設定。
ここでは Windows Server 2003 Enterprise Edition(EE) の説明です

ここから以後、
ドメインコントローラは DC、
Active Directoryは AD
と略名が記述している箇所があるかもしれません。

ドメインコントローラ とDNSを同時にインストールした後は、そのままでは、DNS逆引きゾーンが設定されていません。
そのため、定期的にイベントビューワへDNSサーバーの警告が吐き出されますので、逆引きゾーン設定をします。

サーバーの役割管理から、DNS設定を表示します。

20090907-140639-01.jpg

このDNSサーバーを管理する クリック

Active Directoryインストール後の、ドメイン確認。

20090907-140639-02.jpg

前方参照ゾーンに、インストールしたドメイン名 example.local が表示されています。

逆引きゾーンの追加

20090907-140639-03.jpg

逆引き参照ゾーン 右クリック -> 新しいゾーン クリック

20090907-140639-04.jpg

次へ クリック

20090907-140639-05.jpg

プライマリゾーンを選択し、Active Directory にゾーンを格納する をチェック入れる。
次へ クリック

20090907-140639-06.jpg

ドメインコントローラすべて を選択し、次へ クリック

20090907-140639-07.jpg

ネットワークID を入力します。
172.16.0. を入力

これは、ネットワークに合わせて入力してください。

たとえば、ネットワークがのサブネットが
10.0.0.0/24 の場合なら、10.0.0. になります。
192.168.1.0/24 の場合なら、192.168.1. になります。
つまり、第1アドレス(ドット区切り最後の数値)以外を同じものに設定すると覚えておけば良いです。

20090907-140639-08.jpg

セキュリティで保護された動的更新のみを許可する が選択されたまま、次へ クリック

20090907-140639-09.jpg

完了を、クリックして終了。

設定直後に、直ぐには反映されませんが、
しばらくするうちに、逆引き参照から名前が引けるようになります。

20090907-140639-10.jpg

逆引き参照ゾーン内に、IPアドレスと対応するコンピュータ dc01.example.local が見えています。

以上、お疲れ様でした。

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Author

あきちゃん

主に、.NETでWebシステムの設計と開発をしています。
(茨城県在住, 都内勤務)
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