証明書サーバーのインストール

2009-12-08 | コメント(0)

証明書サーバーをインストールする。

ここでは、証明書サーバーをドメイン上のエンタープライズのルート CA としてインストールします。

スタンドアロンのローカル証明書であれば、インストール途中の、CAの種類をスタンドアロンのルート CA を選び同じように設定します。

証明書サーバーをインストール後は、コンピュータ名を変更できないので、証明書の名前を決めてからインストールに臨んでください。

Web 登録サービス も有効にするので、証明書サーバーをインストールする前に、先に、IISをインストールしておきます。

IISのWebサーバーは、ASP(Active Server Pages)を有効にしないと、Web 登録サービス が出来ないので、ASPを有効にします。

では、コントロールパネルより、プログラムの追加と削除を選び、
左側下の、Windows コンポーネントの追加と削除をクリックします。

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アプリケーションサーバーを選択し、詳細をクリック

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インターネット インフォメーション サービス (IIS) を選択し、詳細をクリック

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WWW (World Wide Web) サービス を選択し、詳細をクリック

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Active Server Pages を選択して有効にします。

OK 押下して、Windows コンポーネント の初期ページまで戻ります。

次に、証明書サービスを選択します。

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チェックボックスを有効化と同時に、次のダイアログが出ますが、

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そのまま、「はい」クリック

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CA の種類 では、エンタープライズのルート CA を選びます。
※エンタープライズのルート及び、下位は、ドメイン内コンピュータで有効になります。
ワークグループ上のPCでは、選択できません。

次に、CA 識別情報 を入力します。

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この CA の共通名に、任意な値を入力します。

ここでは、SSL Test (example.com) Server とします。
この名前は承認値にはなりませんので、何でも入力して構いませんが、証明書の最上位に現れる名前になりますので、それなりの名前を付けましょう。

識別名のサフィックス には、既存のドメイン名が設定されているので、そのまま。

次に、証明書データベースの選択

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このままで、次へクリック

IISを再起動する警告がでます。

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はい クリック

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インストール中

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Web 登録サービスは、ASPが必要だということを警告してる画面
はい クリック

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インストール完了

インストールの後は、一度再起動したほうが良いです。

インストール完了直後、管理ツールから証明機関を表示すると、

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発行した証明書 になにもありませんね。

再起動後は、以下のようにコンピュータ用の証明書が発行されます。
(これは、ドメインコントローラの証明書ですね)

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証明書サーバーは、新しいPCがドメインに参加すると、そのPC用の証明書を発行しますが、そのタイミングは、そのPCの再起動時(など)に発行されます。
※ポリシーで変更できます。

以後、証明書の発行は、その目的によって都度説明していきます。

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Author

あきちゃん

主に、.NETでWebシステムの設計と開発をしています。
(茨城県在住, 都内勤務)
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